Label-free assays on the BIND system
J Biomol Screen 2004 Sep;9(6):481-90
BIND ってBiomolecular Interaction Network Database のことではなく,Biomolecular INteraction Detection system ってこと.細かい仕掛けはよく分からない (光学結晶とか wood's anomaly とか書いてある)けど,要はセンサー表面の誘電率が変わることを波長で探るという仕掛けのようだ.つまり,センサー表面にタンパク A をコーティングして,何らかの物質(タンパクなど)をふりかけて A 単独の時と,A と何かがくっついたときの電磁場が微妙に変化する(タンパク内部の誘電率は 4くらいと言われているはず)ので,これをdetection しようということのようだ.他にもベタベタ細胞に apoptosis 誘導剤みたいなモノをふりかけて,活きの良さを測るみたいなこともやっていた.(活きがよければ,センサー表面にベタベタくっつくという理屈).label-free と言いながら,センサー表面にコーティングするなどイマイチの気もするけどネタとしては面白く感じた