Whole-genome shotgun assembly and comparison of human genome assemblies
Proc Natl Acad Sci USA 2004 Feb 17;101(7):1916-21
whole-genome shotgun なんて気張ってデータ囲い込まんでも,public data assemble で充分じゃないの? って質問に対する celera からの回答という位置付けかな? 各所で話題になっているようですね.

カバー率でいけば当事の中では最先端だったという主張はわかるけど,今との比較ってどのくらい意味があるんだろう? Fig.1(a) から言えるのは,NCBI Build 34 と一部向き・順序に齟齬があるということだけで,どっちが正しいかは分かりませんなぁ.実際の作業にはあまり問題は起きなさそうだけど…….

この手の,検証実験が難しいものに対する科学的な態度ってどうやれば良いのだろうか? 『ハッブル望遠鏡で観測できました』なんてのも同じね.特に,後追いのデータと食い違いが出たらどうするのだろう?