Prediction of survival in follicular lymphoma based on molecular features of tumor-infiltrating immune cells
N Engl J Med 2004 Nov 18;351(21):2159-69.
濾胞性リンパ腫の生存(年数)を予測するマーカを遺伝子プロファイルより得てみたらビックリってお話.biopsy サンプルを扱っているのだが,マーカとして選ばれた遺伝子が病巣それ自体由来のものと言うより,浸潤してきた T-cell などから由来する遺伝子っぽかった.免疫細胞含有率のサロゲートマーカにはなっていないことを T-cell マーカ (CD2, CD4, TRIM) などの発現は低いことから示している.このことは,免疫細胞の反応から予後予測が可能なことを示唆するとともに,LCM では見落としてしまうものがあることも示唆しているように思われた.
<妄想>病巣からじゃなくて,血液からもマーカが得られるとかっこいいなぁ</妄想>