Chemical genetic control of protein levels: selective in vivo targeted degradation
J Am Chem Soc 2004 Mar 31;126(12):3748-54
面白いアイディアと思った.基本は,

ターゲットとなるタンパク特異的に結合する化合物と E3 uniquitin ligase 特異的に結合する化合物をリンカーで結ぶと,ターゲットとなるタンパクがユビキチン化されて分解される.これによって,タンパクの発現レベルをコントロール(低下)できる
ってものだった.確かに化合物投与で,ターゲットタンパクが減少しているし,epoxomicin (proteasome inhibitor) との併用で,この機能が阻害されている.著者らも述べているように chemical genetic screening への応用が面白くなりそうな技術だと思った