Overexpression of c-maf is a frequent oncogenic event in multiple myeloma that promotes proliferation and pathological interactions with bone marrow stroma
Cancer Cell 2004 Feb;5(2):191-9
oncogene として知られている c-maf (MAF_HUMAN@UniProt) の機能を,共発現している遺伝子を手がかりに調べましたというお話.なぜ,c-maf を選んだのかはよく分からない.共発現している遺伝子は cyclin-D2, integrinβ7, CCR1 の三つだった.色々調べた結果,c-maf overexpression で,増殖能増加(ドミネガで低下) 細胞接着能増加,VEGF 産生増加が観察された

ドミネガをぶち込んだ mouse での実験では綺麗に腫瘍増殖抑制効果&生存期間延長(と,言うか死んだのはドミネガ c-maf が消えていた)が観察されている(Fig 4)ので,癌治療の新しいターゲットになるのではないかと思われた.