bioconductor 特集か?

今号の Bioinformatics 誌は.bioconductor 物が多いな.
A benchmark for Affymetrix GeneChip expression measures
Bioinformatics 2004 20(3):323-331
様々なノーマライズ手法の特徴を比較しましたという話.具体的には Normalize 手法としては,Mas5, dChip, RMA を対象にしており,以下の観点から各手法を比較している.

  • replicate array での発現量差が小さいか否か
  • (本当の)RNA量に対する測定量の大きさ
  • (本当の)RNA量に対する測定量 fold-change の感度
  • (本当の)RNA量比に対する測定量比の精度
  • fold change が発現量が変動する遺伝子のdetection に使えるか

残念ながら,vsn は比較対照には入っていなかった.

『言っちゃいけないとは分かっているけど,RMA が一番よさそうだ』ってのが結論のようです.