Uses and abuses of mathematics in biology
Science 2004 Feb 6;303(5659):790-3
サイエンスの Mathematics in Biology 特集号にあった概説.なんと言ってもタイトルにあるabusesがイイ(゜∀゜). 数学は生物学に無くてはならないツールになってきているが,複雑なモデルを立てても役には立たない.本質を見極めなければ数字遊びになるぞっていう警告です.例としては,HIV と クロイツフェルトヤコブ病の感染モデルの話がありました.

「数学的には,計算では○×になります」っていう主張をよく耳にします.この主張が正しくあるためには,計算モデルが妥当であることが必要なのです.しかしながら,モデルが妥当であることの検証がおろそかになっていないかな? モデル&計算が神託と同じ様に扱われ,悪くすると結論のためにモデル&計算が行われたりしないかな? 自戒を込めて……

この概説を読んで関係するかなとおもったこと