In silico dissection of cell-type-associated patterns of gene expression in prostate cancer
PNAS 2004 101: 621-626

Microarray にかますサンプルは細胞の混じりものだから、単純に fold-change を見ると細胞の組成比を見るだけになるかもしれない。だから、普通は LCM などで綺麗なサンプルで実験しようとするわけだけど、この論文では

観測される発現量は、各細胞での発現量の線形和。サンプルの(細胞)組成比は人間が観察することで分かる。だから、回帰計算で各種細胞での発現量も分かるはず。
ってことをやっている。 ICA の方が筋がイイと思うんだけどなぁ。さらに、この論文では LCM で切っているんだから、ピカピカに綺麗なサンプルになっていると思うんだけど……。
# 計算機で綺麗にするより、サンプル調整に気を配るべきではないかと……